【魔神剣が】短刀達がテ●ルズの技を習得した【夢だった】
1:名無しの審神者
どうしよう。これ多分自分のせいっす
2:名無しの審神者
またレトロゲー持ち出してお前は
3:名無しの審神者
何したんだよお前
4:山籠もり
随分前にブラック本丸関係でスレ立てたことがあるのでコテはこれで。
審神者歴半年ちょっと。
20歳女でブラック本丸を引き継いだ。
本丸にいるのは最近発見された虎鉄長男三男を除いた42人。
ブラックなのにブラックじゃなくて色々あった末に本丸に行った瞬間主認定。
今は時々一緒に戦場に出てる。その時にやらかしたせいでみんながテイルズ技習得しようとし始めたっす。
5:名無しの審神者
色々ツッコみたいが女の子だあああああああああああああ!!
とりあえずおっぱいとパンツを
6:名無しの審神者
いやいやいやいや、何で審神者が出陣してんだよ!!
とりあえずおっぱいとパンツの色を
7:名無しの審神者
あ、お前お玉とフライパン持って山籠もりの修行してた!
元気そうで何よりだ。・・・若干元気になりすぎた感じもあるけどな
8:山籠もり
>>5-6 何でそんなに人の胸を気にするっすか。驚かしに来た鶴丸さんが逆に驚くレベルでないっすよ。
>>7 そっす!その山籠もりっす。
みんな元気に技の練習してるっすよ。
9:名無しの審神者
とりあえずそうなった経緯を教えてもらおうか、山籠もり
10:山籠もり
ちょっと書き溜めてくるっすよー
.
.
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32:名無しの審神者
俺はレジェンディアよかったと思うけどな
33:名無しの審神者
Lは戦闘AIがクソだった
35:山籠もり
FOEの中で延々毒→リカバー→毒→リカバー(ryを繰り返してたウィルは見てて悲しかったっす。
あ、書き溜めてきたっすよー
36:名無しの審神者
レジェンディアは音楽がすげえ綺麗だったよな。
おかえり山籠もり
さぁ、経緯を話せ!
37:山籠もり
前回のスレでブラック本丸のメンバーと対面して、翌日一人一人と面談して主として認めてもらったっす。
何にしろ政府から言われた任務をこなさないと本丸解体になってしまうので練度を合わせたうえで出陣したっすよ。自分も一緒に!
出陣した後燭台さんにめちゃくちゃ怒られたっす。「何で主まで来てるんだ!」って。
そんなのみんなだけを戦わせるつもりもなかったし、これでも修行の成果もあって歴史修正主義者の一人や二人討ち取れるくらいには強さもあるつもりっす。
しかしまぁみんなは大慌てっすよね。本丸に居なきゃならないはずの審神者が戦場にいたら。
事前にきちんと説明しとけばよかったなぁと思いながらもお玉とフライパンを持って第一部隊と一緒に戦ったっす。
無傷で!
敵側の大将戦で事件は起きたっすよ。
予想外の薙刀に皆苦戦したっす。敵の攻撃を受けた秋田君が転んでしまった。
全員が秋田君より離れていて、自分が一番近かった。でも武器はお玉。どうしてもリーチが足りない。
そこで閃いたっすよ!
「魔神剣!」
お玉を地面に沿わせて振り上げる動作を持って霊力の塊を敵大将にぶつけてやったっす!
それで隙が出来た敵大将を長谷部さんが切り捨てて無事戦闘終了。
魔神剣を習得したぞ!と頭の片隅で思いつつ秋田君の無事を確認しにいったら・・・めちゃくちゃ目がキラッキラ。
「主様!今の凄いです!」
自分もまさか出来ると思わなかったから凄いと思ったっすよ。
帰還→秋田君が短刀達に自分の事を話す→短刀達の目がキラッキラ輝く→自分もやりたい!→練習するぞー!→まさかの短刀組魔神剣(に似た技)習得
どうしてこうなったっすかねぇ
38:名無しの審神者
山籠もりの所のCCPが苦労してることは分かった
39:名無しの審神者
>>38 それな
40:名無しの審神者
・・・でそこまでならブラックからホワイトへ変わった本丸のほっこりエピソードで済むんだが、何か問題があるんだな?
41:名無しの審神者
俺も魔神剣使えるようになりてえなあ
42:山籠もり
刀剣男士たちの技修行で神力がばらまかれ過ぎて自分の神隠しフラグってやつっす
神域が広がってるとこんのすけに言われたっすよ
43:名無しの審神者
44:名無しの審神者
45:名無しの審神者
46:名無しの審神者
47:名無しの審神者
48:名無しの審神者
山籠もりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
もっと早くそれを言え!!
49:名無しの審神者
アホだ!コイツアホだぞ!!
50:名無しの審神者
20歳ちっぱいのアホの子!hshs
51:名無しの審神者
そんなこと言ってる場合じゃねえええええええええええ!!
山籠もり!お前は今平気か?
52:山籠もり
あ、今の所大丈夫っす。
審神者になったからには自分の命がある限りは皆と向き合うつもりっすが、現世に帰れなくなるのは困るっす。
自分には大事な親父殿と血のつながらない兄弟がいるっすから
その親父殿を悲しませることはできないっす
53:名無しの審神者
まあ前スレの山籠もりのレス見てるとそんな感じはしてたけどなぁ。
とりあえず神力を自分の体から抜くのは忘れるなよ。
貯まりすぎるとアウトだ
54:名無しの審神者
やってるのは短刀達だけ?
55:山籠もり
>>53 お、研修で言ってたやつっすね。忘れないようにやるっす。
56:山籠もり
>>54 実は打刀や太刀の一部も練習し始めたっすよ・・・
三日月さんの「蒼破刃!」はなんというか・・・耳がぞわっとするから正直止めてほしいっす。しかも何でしれっと習得してるっすか。
57:名無しの審神者
元ブラック本丸の三日月とは思えないお茶目っぷり。
58:名無しの審神者
山籠もり、本当に親父殿が大好きなんだな
59:山籠もり
自分にとって親父殿は地獄から救い出してくれた神様と同じっす。
だから悲しませるのは嫌っすよ
60:名無しの審神者
即レスwww
本当に親父殿が好きなのが伝わってきたわ。
61:名無しの審神者
っていうか刀剣たちは山籠もりを神隠ししたいっていう意図はないんだろ?
だったら神力どうにかしてもらえばいいんじゃね?
62:名無しの審神者
( ゜д゜)
63:名無しの審神者
( ゜д゜)
64:名無しの審神者
( ゜д゜)
65:名無しの審神者
( ゜д゜)
66:名無しの審神者
( ゜д゜)
67:山籠もり
( ゜д゜)
68:名無しの審神者
(゜Д゜)
69:名無しの審神者
>>62-68 テンプレ乙
っていうか山籠もりも混ざってんじゃねえよwww
それどころじゃないだろお前
70:名無しの審神者
ほんとだよ、当事者のお前が一番危機感持て!
71:山籠もり
そ、そっすね!確かに刀剣たちが神隠しした所で何の得もないっすね!
ちょっとみんなに話してくるっす!
72:名無しの審神者
おっさん山籠もりの危機感の無さが怖い
ってちょっと待て山籠もりいいいいいいい!1
73:名無しの審神者
待て!とりあえず落ち着いて話すんだ!
74:名無しの審神者
え、山籠もりマジで行っちゃった?
75:名無しの審神者
前スレ見てるとさぁ、刀剣たちの山籠もりへの好感度最初からマックスじゃん?
大丈夫かな、山籠もり
76:名無しの審神者
>>75
77:名無しの審神者
おい・・・おい・・・
78:名無しの審神者
山籠もりいいいいいいいいいいいいいいい!!帰ってこいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
(以下山籠もりを心配するレスで流れる)
244:名無しの審神者
山籠もりが居なくなってからもう半日・・・
245:名無しの審神者
政府から神隠しがあったとか連絡はないから大丈夫だとは思いたいが
246:名無しの審神者
山籠もりの好感度は最初からマックスだった上に前任者と違って一緒に戦場でるような子だからな。
すっごいアホっぽいけど
山籠もりを手放すくらいなら神隠しとか考えなきゃいいけど
247:山籠もり
>>246 何かそんなこと言われたけど説き伏せてきたっすよ!
自分はそこまでアホじゃないっす!!
248:名無しの審神者
や、山籠もりいいいいいいいいい!!お帰り!無事だったか!
っていうか大丈夫だったのかお前!
249:名無しの審神者
いや、完全に前スレ見ててもアホの子だろお前は
250:名無しの審神者
さぁ、何があったのか聞かせてもらおうか
251:名無しの審神者
暖かくなってきたからな(バッ
252:名無しの審神者
その小さいのしまえよ
253:山籠もり
>>251 小さいっすか。元気出すっすよ。人間は器の大きさで決まるって親父殿が言ってたっす
254:名無しの審神者
山籠もりの言葉がwwww凄いwwwww突き刺さるwwww
255:名無しの審神者
悪意ないから余計に痛いわちくしょう
256:名無しの審神者
ちっぱいのアホの子で言葉が容赦ない・・・prpr
257:山籠もり
書き溜めてあるので投下するっすよ!
258:名無しの審神者
そしてすっげえマイペース!!
259:山籠もり
>>61を見て「それだ!」と思ったので急で悪かったっすが出陣、遠征で居ないメンバー以外の刀剣を大広間に集めて、経緯を説明したっす。
自分も別に好んで神隠しされたくはないし、向こうにもそんな意図はないだろうと。
そしたら顔に土付けたままの三日月さんが「それならそれでよかろう」って言いだして自分ポカーン
短刀君たちはショボンってなってて何かこっちがいたたまれなくなってきたっすよ。
でも自分を神隠ししたってなにも良いことないよと伝えたら>>246さんが言ってたみたいに「前任者のような人間じゃないことはあの半年でよく分かっている。自分たちは山籠もりを手放せない」と言われたっす。
更にポカーン。
自分20歳になっても誰かからそんなこと言われたことなかったので「えー」って感じだったっす。
だから、意を決して話したっす。刀剣たちに余計な心配事を増やしたくなかったので言わなかったっすが。
「自分の両親は、本当にクズとしか言いようがない人間だったっす。
父親は機嫌が悪ければ自分を容赦なく殴るし、周囲の人間も殴ったっす。酒とたばこに溺れて何もしない人間だったっすが、子供のころの自分にはそれでもすごく恐ろしい人間に見えたっす。
母親はそんな父親と似たようなゲスだったっすよ。父親の暴力を理由に毎日男を家に連れ込んでは盛って。無理やりそのシーンを見せられたこともあったっす。
14だったか15になったころ、両親から見向きもされなくなった自分はようやく捨てられたって理解したっすよ。でもその時はそれでよかったって思ってた。人間なんてクズだ、助けてくれない周囲もクズだ、あんな人間の血をひいてる自分も気持ち悪い人間だって。
でも・・・親父殿は違った。荒れて、周囲を傷つけるような言動を取った自分にきちんと向き合ってくれて、人間として愛してくれた。
それが、自分には新鮮で、すごくうれしかったっす」
この時色々思い出して自分、泣き顔でぐちゃぐちゃだったっすよ。今見ても顔腫れてるっす
260:山籠もり
何人かが息を呑んでた。ここの刀剣たちも暴力を振るわれて、夜伽させられてたっすからね。
人間が人間を恨むっていうのがよくわからなかったみたいっす。
薬研君が「大将も人間を憎んでたのか?」って聞いてきて、無言で頷いた。今は違うけれど、確かに人間を憎んでたっすから。
「自分が審神者になるって決めたときに応援してくれたのも親父殿っす。今まで自分に愛情をくれたのも親父殿っす。
自分は親父殿に親孝行したいし、ここがブラックだって聞いたとき自分の昔を思い出したっす。
受けた傷は受けた人間しか分からないけれど、向き合おうって思ったのも親父殿の教えがあってこそっす。
・・・神隠ししたいなら、してもいいっす。でも、親父殿を送ることはさせてほしいっす。
自分がここに来た日、薬研君は自分の事を「地獄から救い出してくれた」って言ってくれたっすよね。・・・自分にとって、地獄から救い出してくれた神様は親父殿、なんすよ」
自分の事を神隠ししてそれですっきりするなら全然かまわないけど、もう大分歳になってる親父殿を見送るくらいの時間はもらいたかったなぁと。
そこまで話してしーんとなる大広間。何か自分だけ顔ぐちゃぐちゃなのが恥ずかしかったので手拭いで擦ったら燭台さんが腫れるから!って慌ててたっす。皆がオカンって言ってたのもよくわかった。自分母親ってよく知らないっすけど。
そしたら三日月さんに「神と約束事をするというのがどういうことか分かっているのか?」って言われた。
正直に「よく分からないけど、審神者になるのを決めた日からみんなと向き合うって決めたから。自分が親父殿を見送った後で、それでもみんながそう思うならしてもいい」って言ったらめちゃくちゃ笑ってた。
何で美人の笑顔ってあんなに怖いっすかねー。
とりあえずみんな技の練習したらバラまいた神力をきちんと処理するってことで決定!
山籠もりの神隠しフラグは・・・とりあえずの所回避されたっすよ!
261:名無しの審神者
Oh...
262:名無しの審神者
とりあえずツッコみたいことはたくさんあるが、お前・・・ほんっとうにいい子だな。
おっさん泣いたら歌仙に「うわぁ」って顔されたぜ
263:名無しの審神者
俺はまんばに冷たい目向けられた
264:名無しの審神者
なあ山籠もり。じじいが言ったこと分かってるんだよな?
お前がやったのは神様との約束だ。反故にすればお前が酷い目に遭うんだぞ。
265:山籠もり
>>264 分かってるっすよ。でも向き合うって決めたからには逃げないっす。
取り合えず今から御手杵さんと技の練習してくるので落ちるっすよ!
次は何を習得しようか今からわくわくしてるっす!
―――
「はー、疲れた!」
主はパソコンをしまうとそう言って肩を伸ばす。
「・・・本当に良かったの?主」
「え?何がっすか?」
近侍は交代制で務めている。僕がそう言うと主は首をかしげる。
「三日月さんも言っていたでしょ?・・・僕らは末席とは言え神。その約束は」
「あーあー、その事ならいいっすよ!自分は親父殿みたいになりたいっす。誰かが傷ついてたら寄り添って、誰かが泣きたいなら一緒に泣いて。そんな懐が広い人間になりたいっす」
胸はないっすけどね、と明るく主は笑う。
・・・主がこの本丸にやってきたあの日の奇行としか言えない行動を思い出して目をそらす。
「どしたっすか?燭台さん」
「いや、そんな努力しなくても主は十分心が広いと思うけど」
神様の恨みを受け止めるだなんて、そんな重いことをサラッと口に出して、そのために力まで付ける。
前任者の存在を忘れることはできない。
あの男が僕たちにしたことを完全に忘れることは出来なくても、彼女は行動でそのことを薄めさせてくれる。
僕たちと同じように人間を恨んだ彼女は、こうして温かい霊力を僕たちにくれている。
きっと、彼女は分かっていない。
主がどれだけ僕たちを助けてくれたかを。
「さーて、今から御手杵さんと練習してくるっすよー!燭台さんも行きましょう」
仕方ないなぁ、と苦笑して僕は立ち上がった。